Yoga Series Release Notes

5.0.0

アップグレード時の注意

  • Python 2.7 support has been dropped. Last release of zun-ui to support py2.7 is OpenStack Train. The minimum version of Python now supported by zun-ui is Python 3.6.

3.0.0

新機能

  • [blueprint add-host-panel] 管理者向けのホストパネルを追加しました。このパネルにはホストの一覧画面と詳細画面が含まれています。

  • [blueprint add-admin-containers-panel] 管理者向けのコンテナー管理パネルを追加しました。プロジェクト向けのパネルとの違いは下記のとおりです。

    管理者に表示されるアクション:

    • 更新

    • 再構築

    • 開始/停止/再起動

    • 停止

    • 強制削除

    管理者に表示されないアクション:

    • 作成

    • セキュリティグループの管理

    • 一時停止/一時停止解除

    • 実行

    • 削除

    • 停止と削除

    管理者に表示されないビュー:

    • 詳細画面のログ一覧タブ

    • 詳細画面のコンソールタブ

バグ修正

  • [bug/1797285] コマンド パラメーターは、文字列からリストに変更されました。

  • [bug/1799125] イメージ削除確認ダイアログを、共通の削除確認ダイアログに変更しました。イメージ削除 API は、「id」のみを要求し、「host」パラメーターは必要なくなりました。つまり、イメージを削除するホストを指定するダイアログが不要になりました。

  • [bug/1798702] 管理者向けのイメージ一覧テーブルに「ホスト」列が追加されました。

2.0.0

紹介

様々な改善、コンテナーグループ(カプセル)パネルの追加を含む機能の追加が実装されました。詳細は新機能のセクションを参照してください。

新機能

  • [manage-security-groups] セキュリティーグループとコンテナ―のポートの間の関連付けを管理するための、「セキュリティーグループの管理」アクションを追加しました。

  • [blueprint capsule] ユーザー向けにカプセルパネルを追加しました。このパネルで、コンテナーグループの CRUD 操作ができます。

  • [blueprint add-image-delete] 管理者向けのイメージパネルにイメージの削除アクションを追加しました。

  • [blueprint image-host] 操作するイメージがどのホストが保持しているかを明確にするために、host パラメーターがイメージ操作に追加されました。このパラメーターを Zun UI にも実装しました。

  • [blueprint rebuild-action] コンテナーパネルに再構築アクションをアイテムアクションとして追加しました。ユーザーは、コンテナーを同じ、あるいは別のイメージで再構築できます。

  • 新しいコンテナーのステータス DELETINGREBUILDINGDEADRESTARTING を追加しました。

  • 新しいコンテナーのパラメーター diskavailablity_zoneauto_heal を追加しました。

  • コンテナー作成の runtime オプションを文字列で受け付けるようにしました。以前は、runtime オプションはプルダウンメニューで runc のみが選択可能でした。ユーザーは自分で設定した新しい runtime を入力できませんでした。文字列入力を受け付けるように runtime オプションの入力方法を変更しました。

アップグレード時の注意

  • [blueprint capsule] カプセルパネルを有効にするには、zun-ui/zun_ui/enabled/_1332_project_container_capsules_panel.py を Horizon の enabled ディレクトリにコピーします。

バグ修正

  • [bug/1763250] retry と auto_remove オプションのコンフリクトを解消しました。このコンフリクトを避けるため、retry オプションが指定されたときに auto_remove オプションはクリアされます。

  • [bug/1777545] 一括削除で、削除したアイテムが再度選択されてしまう問題を修正しました。テーブル画面の一括アクションにおけるアイテム選択が、アクション実行後にクリアされませんでした。アイテム選択を確実に実行するために、hzTable:clearSelection イベントを発火するようにしました。

  • [bug/1746706] 詳細画面の再描画でナビゲーションを再生します。以前、[bug/1681627] の修正でAngular ベースの詳細画面 (ngdetail) をリロード、あるいは直接開くようにしましたが、ナビゲーションメニューが正しく再生されませんでした。

1.0.0

新機能

  • クラウドシェル機能が追加されました。[Screen Shot] と [Short Video] も参照してください。

    クラウドシェルを有効にするには zun_ui/enabled/_0330_cloud_shell.py を openstack_dashboard/local/enabled ディレクトリーにコピーして、 Horizon を再起動します。そうすると、ログイン後に「>_ クラウドシェル」ボタンが Horizon のヘッダー部分の右側に表示されます。

    ユーザーが「クラウドシェル」ボタンをクリックすると、クラウドシェル用のウェブコンソールがウィンドウの下部に表示されます。

    クラウドシェルを初めて表示した時、Zun UI はユーザー用のクラウドシェル用のコンテナーを作成し始めます。そのため、クラウドシェルを使用する前にほんの少し時間がかかります。そのコンテナーは、「cloud-shell-<user>-<project>-<domain>-<region>」という名前が付けられます。

    クラウドシェル用のコンテナーが存在する場合には、ウェブコンソールをコンテナーに接続します。

    コンテナーに接続する度に、Zun UI は Horizon からユーザーの clouds.yaml を取得して、これを「~./config/openstack/clouds.yaml」に設定します。また、「export OS_CLOUD=openstack」を「~/.bashrc」に設定します。

    ユーザーのパスワードはコンテナーには設定されないので、ユーザーは手動で環境変数「OS_PASSWORD」を設定するか、clouds.yaml に「password」を設定する必要があります。

    クラウドシェル用のイメージを設定するには、[Image for Cloud Shell] を参照してください。

  • [cinder-integration] コンテナー作成ダイアログに、ボリュームタブが追加されました。コンテナーを作成するときに、ユーザーは既存の Cinder ボリュームをマウントするか、新しい Cinder ボリュームを作成してマウントできます。

  • コンテナー作成のパラメーターが追加されました。新しいパラメータ「auto_remove」、「hostname」、「runtime」がコンテナー作成に追加されています。また、これらのパラメータが詳細ビューに表示されます。これらのパラメーターは、更新用ではないので、更新ダイアログでは表示のみになります。

  • コンテナーの状態に従って、アクションを表示します。以前はコンテナーの状態に関わらず、すべてのアクションを表示していましたが、現在は Nova インスタンスと同じように、アクションをフィルタリングしています。

  • 新しいアクション「コンテナーの停止と削除」が追加されました。このアクションは、コンテナーが稼働している場合、コンテナーを削除する前に停止します。

  • 'project_id' がイメージ一覧ビューの拡張領域に追加されました。

バグ修正

  • [bug/1742599] 一括削除において、削除されたアイテムが再度選択される問題を解決しました。一括削除で直前に削除されたアイテムが、一括削除実行時の削除確認ダイアログで再度表示されていました。また、この問題は存在しないアイテムを削除しようとして、コンフリクトエラーを引き起こしていました。

0.2.0

紹介

コンテナー管理サービスの Horizon プラグインを Zun UI としてリリースしました。 Zun UI は Horizon とともに動作し、ユーザーにコンテナー管理のユーザーインターフェースを提供します。例えば、Zun UI はコンテナーのテーブルビューや詳細ビューを提供し、これらのビューには 12 のコンテナー操作のアクションがあります。また、WebSocket ベースのコンソールビューもあります。 Zun UI は、Angular ベースで実装されており、最新の Horizon の機能をサポートしています。

新機能

  • [blueprint add-container-operations] 「開始」、「停止」、「再起動」、「一時停止」、「一時停止解除」、「コマンドの実行」、「停止シグナルの送信」などのコンテナーの操作を追加しました。また、詳細ビューをロードするときに、「ログ」タブにコンテナーのログが表示されます。

  • [blueprint interactive-mode] WebSocket を介した Horizon のシリアルコンソールモジュールを使用して、コンテナーの擬似 TTY および標準入力をサポートしました。詳細ビューの「コンソール」タブを追加しました。ユーザーが詳細ビューを表示するとき、コンテナーの「TTY」オプションが有効な場合に、Zun UI は Docker からコンテナーの TTY の URL を取得し、ブラウザー上のコンソールを実現するために WebSocket 経由で TTY へのアクセスします。

  • [blueprint add-images-panel] コンテナーのイメージ管理のパネルを管理者ユーザー用に追加しました。このパネルはイメージのテーブルビュー、およびグローバルアクションとしてイメージを格納するための「取得」アクションがあります。今のところ、アクションは「取得」のみが利用可能です。

その他の注意点

  • リリースノートの管理を reno に切り替えました。

  • Python 3.5 をサポートしました。

  • テストには tox のみを使用し、使用されなくなった run_test.sh を削除しました。

  • ドキュメントサイトのテーマを oslosphinx から openstackdocstheme に変更しました。

  • pbr の autodoc 機能を使用し、独自のロジックを排除しました。